山懐に抱かれて | テレビ番組 |
番組ID | 213384 |
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放送日 | 2018.11.21 |
分数 | 90 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | テレビ岩手(TVI) |
製作者 | テレビ岩手(TVI) |
制作社 | テレビ岩手(TVI) |
出演者 | ナレーター:江口アミ |
スタッフ | 撮影:田中進、撮影:ますげん、撮影:柳田慎也、ドローン撮影:上屋敷大輝、タイトル:紺野遼真、技術:佐々木健一、構成:佐藤幸一、編集:佐藤幸一、ディレクター:遠藤隆、プロデューサー:遠藤隆 |
概要 | 岩手県で山を切り開き、「山地酪農」に取り組んできた吉塚さん一家を24年にわたり取材したドキュメンタリー。◆千葉県市川市出身の吉塚公雄さん(67歳)は、東京農業大学在学中に猶原恭爾博士が提唱した「山地酪農」を知った。夏も冬も牛を山に放ち、シバと自前の牧草で牛を育てる、自然に近い酪農だ。森林を活用した循環型農業に魅せられた吉塚さんは、牧場開拓のため岩手県田野畑村に移り住んだ。夜も明けぬうちから働いて、木を切り倒し、牛を放ち、シバを一本一本植える暮らし。採れる牛乳は安全で安心だが少量しか採れず、貧しい生活が続く。吉塚さんはプライベート牛乳の製造、販売に挑戦し、食への不安が高まる中、山地酪農の牛乳は順調に売上を伸ばすことに成功する。子どもたちの成長につれ、頑固な公雄さんと農場経営について対立もあったが、牧場経営は長男の公太郎さん、牛乳販売は三男の純平さんが受け継ぎ、公雄さんの夢だったチーズなどの乳製品作りは四男の雄志さんが実現した。今は孫たちも牧場を手伝い始め、吉塚さんが自らの人生を掛けてきた「山地酪農」は親から子に、そして孫たちに受け継がれている。 |
受賞歴 | 芸術祭賞(第73回ドキュメンタリー部門優秀賞) |