RKBラジオ報道ドキュメンタリー 自立と共生 ~それでも私は働きたい~ | ラジオ番組 |
番組ID | R22827 |
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放送日 | 2019.05.27 |
分数 | 42 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | RKB毎日放送 |
製作者 | RKB毎日放送 |
制作社 | RKB毎日放送 |
出演者 | ナレーション:田中みずき |
スタッフ | プロデューサー:児玉克浩、取材:村橋佑一郎、取材:小松久里子、選曲:寺岡章人、編集:両角竜太郎、編集:山田征悦、編集:平山誠一、編集:塩塚実納、構成:宮岡朋治 |
概要 | 障害者の就職・就労について考えるドキュメンタリー。◆福岡市内の短大に通う日高美咲さんは、脊髄性筋萎縮症という全身の筋力が低下していく難病だ。手や顔以外は、ほとんど動かすことができない。日高さんが就職活動に奔走していたころ、中央省庁の8割の機関で、障害者の雇用率を水増ししていたことが明らかになった。障害者雇用促進法では、自治体や企業に一定の雇用率を定めている。この旗振り役とも言うべき国のあまりにもずさんな実態は、障害者やその家族に衝撃を与えた。日本で初めて盲ろう者の大学教授となった東京大学の福島智さんは「障害者を雇用する意義を、効率性だけで考えるべきではない」と話す。一方、共に働くことで障害者雇用のあり方を見つめなおした会社がある。大手物流企業の山九は、障害者の雇用率が法定を上回る2.3%。山九の人事担当者は「仕事を中心にするのか、人を中心にするのかを考えたときに、最終的に行き当たったのが人」と話す。就職を目指す若者たちの前に立ちはだかるハードルは高く、実際に働く人にとっても先への不安は小さくない。自分で立ち上がり、共に生きる。単なる理想ではない。それを信じて必死にもがいている人がいるのだ。 |