TBC報道特別番組 故郷を消さない ~硯のまちで描く未来~ | テレビ番組 |
番組ID | 211724 |
---|---|
放送日 | 2018.03.17 |
分数 | 48 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 東北放送(TBC) |
製作者 | 東北放送(TBC) |
制作社 | 東北放送(TBC) |
出演者 | 竹下景子、ナレーション:菅生翔平 |
スタッフ | カメラ:今野貴章、音声:横山隆文、編集:宍戸博明、音響効果:久坂惠紹、MA:久坂惠紹、ディレクター:田中睦夫、ディレクター:林秀里、プロデューサー:佐藤友寛、制作:齋川裕 |
概要 | 石巻市雄勝町。被災地の中でも「最も復興が遅れている地域」と言われている。人口は流出が続き、震災前の4分の1の1000人にまで激減した。その雄勝に残る覚悟を決めた人がいる。春日常貴(かすがつねき)さん。600年もの歴史を守る伝統の「雄勝硯(すずり)」の職人だ。津波で自宅と工場を失ったが、登米市に工場を見つけ、硯を作り続けている。一方、雄勝の仮設住宅での生活は7年となった。妻と3人の子どものためにも、再び雄勝に家を建てたいと考えている。雄勝での生活は決して便利ではないが、春日さんがこの地にこだわる理由は「硯」の原点であるとともに、子どもを故郷で育てたいという強い思いからである。春日さんの奮闘を中心に描くとともに、なぜここまで復興が遅れたのかを検証する。そして復興の遅れにより複雑な思いを抱きながら雄勝を離れていく人、地図から「雄勝」を消さないために立ち上がった地元の人たちの姿も追い、「硯のまち」の今を伝える。 |