ラジオドキュメンタリー 続 ミャンマーのゼロファイター ~戦後71年 国動かした日本兵遺骨調査~ | ラジオ番組 |
番組ID | R21980 |
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放送日 | 2016.05.20 |
分数 | 55 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 九州朝日放送(KBC) |
製作者 | 九州朝日放送(KBC) |
制作社 | 九州朝日放送(KBC) |
出演者 | ナレーター:沢田幸二 |
スタッフ | ディレクター:荒木愛子、ディレクター:成井龍之祐、プロデューサー:花田明男、制作:臼井健一郎、録音:福山博樹、編集:長尾雪絵、効果:松尾優子 |
概要 | インパール作戦で知られる太平洋戦争の激戦地、ミャンマーには現在も45000柱の旧日本兵の遺骨がそのまま残されている。一日も早く帰還させようと独自で調査を続けているのは、福岡市出身の僧侶、井本勝幸さんだ。民間人でありながら調査できるのは、彼がこの地である貢献をして、「ゼロファイター」呼ばれるほど信頼を得ているからだ。地元住民の協力を得た井本さんは2000柱の遺骨の埋葬地の情報を厚生労働省に提供し、39年ぶりとなる国による遺骨調査収集へと動かした。2016年2月、井本さんは国の調査団をミャンマーの奥地へ案内した。国が動いたことでようやく、井本さんら民間人には許されていなかった遺骨の発掘、収容が始まった。戦没者遺骨収集推進法も成立した。しかし、すでの終戦から71年が経ち、遺骨収集には困難が伴った。いち早い遺骨収拾に向けた課題を提起する。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第64回報道番組優秀) |