離島からの挑戦状 ~ないものはない~ | テレビ番組 |
番組ID | 209454 |
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放送日 | 2014.05.31 |
分数 | 48 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 山陰中央テレビジョン放送(TSK) |
製作者 | 山陰中央テレビジョン放送(TSK) |
制作社 | 山陰中央テレビジョン放送(TSK) |
出演者 | ナレーター:藤本幸太郎 |
スタッフ | カメラ:野田貴、カメラ:小林良児、カメラ:田辺福省、音声:柳瀬友美、編集:野田貴、音響効果:金子寛史、MA:大竹雄一、CG:吉村崇、CG:内部圭子、題字:山村章之、ディレクター:土江基行、プロデューサー:山根収 |
概要 | 日本海の島、島根県隠岐諸島・海士町。本土からはフェリーで3時間半かかる。今はIターンの若者が多く移住している海士町だが、かつては少子高齢化の中で島の産業は衰退し、町の収入も減少の一途をたどっていた。そうした中、海士町を救ったのが、町民全体で共有した「危機感」、そして「ないものはない」という考え方だ。◆「何もない島なら失うものも何もない」海士町がとった戦略は、ノーガードで攻め続けること。町民は福祉や保健に関わる行政サービスを我慢した。その分、島のハンデを克服して本土の産業と戦えるようにと、とれたての魚介類を瞬間冷凍して出荷する設備に5億円を投資した。島の産業を再生させて雇用の場を確保するだけでなく、島の外で商売をして「外貨」を稼ぐことを目指したのだ。◆「儲かるのなら何でもやれ」町長の大号令のもと、知恵とアイデアのある人材は島をあげて応援する。噂を聞いた若者が全国から集まって、島で起業し始めた。若いアイデアと島の産業がコラボレーションし、新しいビジネスが生まれている。さらに産業づくりの次のステップとして、海士町は島の未来を担う人づくりまでも自分たちの手で進めようとしている。◆一方で、日本の離島が抱える課題はなくならない。番組では、海士町だけなく全国の離島地域の取材を通し、島の厳しい現状を描く。海士町の取り組みを通じて全国の離島が進むべき先を模索し、いきいきと島で暮らす人々の姿を通じて、大量消費社会における「幸せ」を考える。 |