ラジオドキュメンタリー ミャンマーのゼロファイター 70年後の日本兵遺骨調査 | ラジオ番組 |
番組ID | R21714 |
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放送日 | 2015.05.30 |
分数 | 45 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 九州朝日放送(KBC) |
製作者 | 九州朝日放送(KBC) |
制作社 | 九州朝日放送(KBC) |
出演者 | ナレーション:沢田幸二 |
スタッフ | 構成:荒木愛子、ディレクター:荒木愛子、ディレクター:有森崇裕、プロデューサー:野村友宏、制作:松延健次、録音:古沢健、録音:福山博樹、編集:長尾雪絵、効果:松尾優子、取材:有森崇裕 |
概要 | 終戦から70年の今年、福岡の一人の民間人によって、ミャンマー(ビルマ)に放置された日本兵4万5千柱の遺骨調査がようやく動き出した。日本政府は1976年以降、ミャンマーでの積極的な遺骨調査を行っていない。確実な情報がなければ調査をしないという方針と、長引く国軍と少数民族の内戦で遺骨が眠る地域に外国人が立ち入れなかったためだ。40年近く閉ざされてきた遺骨収集への道を一人で切り開いたのが、福岡出身の僧侶、井本勝幸さんだ。2013年より数度にわたり、最も無謀と言われたインパール作戦の跡地をはじめミャンマー国内を調査し、崖下に放置された日本軍の戦車や、5メートル間隔で続く巨大な埋葬地群、日本軍のヘルメットと共に放置された複数の遺骨を確認。2015年3月までに少なくとも1890柱の遺骨の場所を特定した。なぜたった一人の民間人が調査をすることができたのか。そこにはミャンマーの少数民族から井本さんへの、ある「恩返し」があった。 |