ラジオ沖縄戦後70年特別番組 封印された三十一文字 | ラジオ番組 |
番組ID | R21741 |
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放送日 | 2015.05.30 |
分数 | 39 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | ラジオ沖縄(ROK) |
製作者 | ラジオ沖縄(ROK) |
制作社 | ラジオ沖縄(ROK) |
出演者 | ナレーション:金城奈々絵、朗読:小橋川響 |
スタッフ | 企画:金城奈々絵、構成:金城奈々絵、監修:前川英之 |
概要 | 1968年8月15日、終戦の日の夕方、一人の青年が自ら命を絶った。彼の名は真喜屋実蔵(まきやじつぞう)。6歳の時にある事故がきっかけで失明し、文学者を志して早稲田大学に入学するも、生活の困窮などから人生に幕を下ろした。大学時代の彼を点訳などで支えたのが、友人の塩谷治さんだった。塩谷さんは盲学校の教員となり、晩年、真喜屋さんから預かっていた短歌や詩を集めて歌集『春想』を出版した。そして今年(2015年)2月、おきなわ文学賞の表彰式で、沖縄盲学校の生徒によって、真喜屋さんの作品が朗読され、封印が解かれた。戦後70年の節目に戦争の不条理を伝えるとともに、真喜屋さんと塩谷さんを通して、障害の有無に関わらず、共に生きる喜びを伝える。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第63回教養番組部門優秀) |