ヒロシマの山 ~葬られた内部被ばく調査~ | テレビ番組 |
番組ID | 207568 |
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放送日 | 2012.08.06 |
分数 | 54 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 中国放送(RCC) |
製作者 | 中国放送(RCC) |
制作社 | 中国放送(RCC) |
出演者 | ナレーション:伊藤文 |
スタッフ | 撮影:砂山浩、撮影:山藤万維、音響効果:片山敦子、デザイン:中井大己、デザイン:三好るい、編集:正路周子、EED:中山勉、MA:高橋弘通、通訳:福井まり、コーディネーター:池原麻里子、監修:畑和行、監修:平尾直政、ディレクター:藤原大介、プロデューサー:城雅治 |
概要 | 広島市の比治山山頂に立つ放射線影響研究所(放影研)。原爆被爆者ら約12万人を追跡調査し、放射線の人体への影響を研究している。差別を恐れる被爆者の心情への配慮から“山”という隠語でも呼ばれる。膨大なデータは国際的な被ばく線量基準を生んだ。福島原発事故後の健康管理や食品検査にも活用されている。◆しかし放影研のデータは、福島の内部被ばくの被害に通じる、ある未解明の課題を残していた。原爆投下直後に降った放射性物質を含む黒い雨など、残留放射能の影響だ。放影研の前身の米国原爆傷害調査委員会(ABCC)は、残留放射能の深刻な被害の可能性を把握しながら、調査を中断していた。背景には、原爆投下国と被爆国の研究者の意見対立があった。◆米国に眠るABCC文書や当事者の証言で被爆者調査を検証するとともに、放影研へ複雑な思いを抱く広島・福島の人々、過去と向き合い“フクシマ後”のあるべき将来像を模索する放影研の研究者たちを追う。RCC開局60年特別番組。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第61回報道番組最優秀)、日本放送文化大賞(第9回グランプリ候補) |