海よ光れ 山田町大沢で輝く子どもたち | ラジオ番組 |
番組ID | R21264 |
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放送日 | 2014.05.31 |
分数 | 40 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | IBC岩手放送 |
製作者 | IBC岩手放送 |
制作社 | IBC岩手放送 |
出演者 | ナレーター:甲斐谷望 |
スタッフ | 構成:千葉佳史、ディレクター:千葉佳史、プロデューサー:若槻修、取材:千葉佳史 |
概要 | 三陸海岸のほぼ真ん中に位置する岩手県山田町は、明治、昭和の大津波を乗り越えてきた海の町だ。「光届ぐー届ぐー 海、朝の海光るー」。故郷の歴史や文化、そして先人たちの生き方を学ぼうと、山田町立大沢小学校が全校表現劇「海よ光れ」に取り組み始めたのは、1988年のことだった。地元の言葉を使い、小道具は手作り。低学年は波、高学年は町民を演じる。「海よ光れ」は大沢小学校にとって四半世紀続く伝統であり、かけがえのない宝物だ。しかし東日本大震災が発生した年、劇は上演されなかった。津波で大沢地区にあった95世帯の62世帯が全半壊し、劇中の津波の場面が児童の心に与える影響を考慮しての判断だった。劇は翌年復活し、今回(2013年)は震災当時3年生だった児童が最上級生として舞台に立つ。避難所となった学校が徐々に学び舎として復興していく姿と共に、表現劇を通して心を通わせる児童と先生、そして地域にスポットを当て、それぞれが抱くこの劇や故郷への思い、そして輝く子どもたちの成長を追う。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第62回報道番組部門優秀) |