新美南吉ともうひとつの「ごんぎつね」 | ラジオ番組 |
番組ID | R21053 |
---|---|
放送日 | 2013.05.25 |
分数 | 44 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | 東海ラジオ放送 |
製作者 | 東海ラジオ放送 |
制作社 | 東海ラジオ放送 |
出演者 | 語り:青山紀子、朗読:サヤ佳 |
スタッフ | 構成:川崎慎也、演出:秋田和典、演出:梅沢尚志、制作:秋田和典、制作:梅沢尚志、録音:村田宣治、録音:佐橋英二 |
概要 | 今年生誕100年を迎える新美南吉が書いた「ごんぎつね」は、今も教科書に掲載され、子供達の心を掴み続けている。その魅力はどこから来るのだろうか。軽度の知的障害を持ちながらストーリーテラーとして活躍しているサヤ佳さん(現・小林佐椰伽さん)の朗読を交えつつ、絵本・童話の読み聞かせに力を入れている作家の志茂田景樹さんと共に南吉の生地、愛知県半田市を訪ねる。新美南吉記念館に残る直筆の草稿は、私達が親しんでいる「ごんぎつね」とは違っていた。それは児童文学者鈴木三重吉が手を入れる前のものだ。読み比べると、南吉の草稿はより“愛”を求める気持ちが強く現れていると読み取れるものだった。その背景を記念館の学芸員、遠山さんに聞く。そこで見えてきたのは、必ずしも幸せとはいえない子供時代、長じても周囲に理解してもらえない孤独だった。この二つの「ごんぎつね」を読み比べる授業を行っている半田市の小学校も紹介する。 |