越後村上鮭物語 ~鮭の街を訪ねて~ | テレビ番組 |
番組ID | 206506 |
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放送日 | 2012.03.25 |
分数 | 48 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | NST新潟総合テレビ |
製作者 | NST新潟総合テレビ |
制作社 | NST新潟総合テレビ、コム |
出演者 | ナビゲーター:菊野麻子、ナレーター:矢田耕司 |
スタッフ | 制作:鈴木秀喜、演出:梅澤明範、構成:関盛秀、撮影:長谷川隆之 |
概要 | 新潟県北部の城下町、村上市は独自の文化が色濃く残る街。晩秋の三面川で繰り広げられる伝統の鮭漁「居繰り網漁」は、この地域の風物詩だ。冬の湿潤な風が吹くころには、軒先に吊るされた「塩引き鮭」が町のシンボルとなる。◆江戸時代、村上藩士・青砥武平治によって鮭の増殖システムが確立され、その漁獲量が大幅に増加した。鮭は藩の財政を賄うほどになり、教育の資金としても使われたという。現在では「命のリレー」として、小学生を中心に鮭のふ化や放流の行事が行われ、鮭文化は暮らしの中でしっかりと引き継がれている。◆また、600年ほど前の室町時代に生まれたという漆工芸「村上堆朱」は、国の伝統工芸品。その技術は祭りに繰り出される絢爛豪華な「おしゃぎり」屋台に生かされている。おしゃぎりが練り歩き、甚句の響く村上大祭では「酒びだし」と呼ばれる鮭料理が振舞われ、城下町の人たちの豊かな文化を感じさせる。番組では、村上の人々と鮭との深い関わりを多面的に見つめていく。NSTデジタル放送移行記念特別番組。 |