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SBCスペシャル 太次郎のピエタ テレビ番組
番組ID

201099
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放送日

2007.05.31

分数

46

ジャンル

ドキュメンタリー

放送局

信越放送(SBC)

製作者

信越放送(SBC)

制作社

信越放送(SBC)、コンテンツながの

出演者

語り:小山菜穂子

スタッフ

撮影:伊藤康雄、音声:渡辺一郎、音声:清水瞳、編集:和田秀一、MA:塚田敏康、構成:野沢喜代、撮影:野沢喜代、プロデューサー:善財優、制作統括:岩井まつよ

概要

1998年、長野冬季パラリンピックに併せて、障害のある人が芸術の世界で自分を表現する「アートパラリンピック」が開催された。この時大賞を受賞したのが、長野市の倉石太次郎さんだ。◆以来、太次郎さんは蓄えていたエネルギーがあふれ出るように次々に沢山の絵を描き始めた。太次郎さんが描く絵は具象画だが、独特の構図と色を使い、いわば自然発生的抽象画のようでもある。既成の概念にとらわれない自由さがある絵だ。◆太次郎さんはダウン症に加え、生後まもなく聴力を失ったため、言葉によるコミュニケーションができない。絵は太次郎さんの言葉であり、自己表現の方法だ。太次郎さんの日常を支えているのは母親の久子さんで、いわば二人三脚の人生の旅路だ。◆絵を描くことで精神的にも成長した太次郎さんは、親しい人の死を心の深いところで受け止めて悲しむ。太次郎さんの作品の中で特別な輝きを放っているのは、「ニコライ堂」と名づけられたシリーズだ。中でもマリアがイエス・キリストを抱く絵は「太次郎のピエタ」と名づけられ、シリーズの頂点を極める作品だ。


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