IBCラジオスペシャル 戦後のある日、モノたちの記憶 旧日本陸海軍博物館 | ラジオ番組 |
番組ID | R03201 |
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放送日 | 2006.09.03 |
分数 | 60 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | IBC岩手放送 |
製作者 | IBC岩手放送 |
制作社 | IBC岩手放送 |
出演者 | 語り:後藤貴子、報告:後藤貴子 |
スタッフ | 構成:八木沢夕希子、演出:八木沢夕希子、制作:姉帯俊之、音声:佐藤正昭、取材:八木沢夕希子 |
概要 | 戦争関連の品々を展示した私立の旧日本陸海軍博物館が、2005年、岩手県奥州市に開館した。館長の八重樫さんが私財を投じて作ったものだ。戦争体験を持つ来館者は、軍服や軍刀に当時の記憶を呼び覚まされる。北上市の男性は、21歳の時に満州へ派兵され、終戦後もシベリアに抑留された経験を語る。奥州市の女性は、水沢高等女学校を卒業後、自ら希望する形で相模陸軍造兵廠へと赴いた。その後、縁談が持ち上がるが、結婚前に顔を合わせたのは一度きりだったと言う。館内に居合わせた大学生のカップルは、戦時中なら徴兵検査を受ける年頃。戦争体験者の話を聞いたのは初めてだったと言う。様々な年代の言葉を通して、戦争を語り伝えることの大切さを訴える。レポーター:後藤貴子 |