録音でつづる戦後50年 大水害と気象予報の近代化(1953年後半) | ラジオ番組 |
番組ID | R02457 |
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放送日 | 1995.07.15 |
分数 | 41 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | NHK |
製作者 | NHK |
制作社 | NHK |
出演者 | 平塚和夫、司会:相川浩 |
概要 | NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回のテーマは「大水害と気象予報の近代化」1953年後半を振り返る。◆昭和28年6月24日から北九州は集中豪雨に見舞われ、罹災者は154万人以上となった。7月16日から23日にかけては和歌山県の有田川流域が大水害に見舞われ、県の約半分の田畑は冠水した。さらに9月25日には台風13号が日本を縦断し、多くの尊い命が犠牲になった。この年の被害総額は全国で7000億円以上となり国民総所得の12%にも及んだ。◆ゲストの平塚和夫さんは当時、東京の天気相談所に勤務していたが、これほどの人が亡くなる雨を予報出来ないくやしさがあったと振り返る。こうした大災害がきっかけとなり、多くの関係者が調査・研究を重ねて気象予報に関する改革改良が進んだという。「気象業務法」が制定されて、現在の注意報、警報の制度化が出来、日本は世界気象機関に加入したのである。 |