テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

コロナ禍の立山

番組ID
215983
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年02月21日(日)15:00~15:30
時間(分)
24
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
チューリップテレビ(TUT)
製作者
チューリップテレビ(TUT)
制作社
チューリップテレビ(TUT)、北陸チューリップ
出演者
ナレーション:日比あゆみ
スタッフ
CG:田口衛、CG:藤井玲、撮影:佐伯佐助、撮影:尾島俊、撮影:五藤充哉、編集:五藤充哉、ディレクター:川縁大雅、構成:槇谷茂博、プロデューサー:中村成寿、制作統括:笹倉弘行
概要
富山・長野両県にまたがる北アルプスを貫く立山黒部アルペンルート。毎年90万人近くの登山者や観光客が訪れ、このうち外国人客が24万人を占める。2020年も例年通り4月中旬に全線開通したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、たった3日間で営業休止に追い込まれた。静寂に包まれた北アルプスの雲上の世界。立山から人の姿が消えた。ありのままの大自然がむき出しとなり、山小屋で働く人たちはこれまで見たことのない立山が広がっていたと語った。そして2か月後、政府が東京との往来自粛を解除した6月19日以降、立山にも登山者が少しずつ戻ってきた。立山観光は夏から秋にかけピークを迎え、山小屋には大勢の登山者や観光客が訪れる。山小屋は登山者に宿泊や休憩の場を提供するだけでなく、登山道の整備や登山者への情報提供、遭難者の救助など幅広い役割を担っている。そのため、多くの山小屋は感染防止のため、マスクや消毒液の配備のほか、定員削減などの対策を講じ、営業を再開した。一方、水源がなく、手洗いなどの対策がとれない山小屋は今シーズンの休業を余儀なくなされた。登山者・観光客の増加に伴い、増大する感染リスク。3密の環境がそろう立山の山小屋は感染者を出さずに無事シーズンを終えることができたのか。新型コロナに翻弄された立山の山小屋を追った。 

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’21 人生は…ジグソーパズル

熊本県宇土市で暮らす、岸英治さん(66歳)と信子さん(65歳)の一家。2人にはハネムーンで授かった長男から17歳離れた末っ子まで10人の子どもがいる。生活は経済的には決して楽ではない。たこ焼きパーティの具材にはタコはなく、家族の散髪は英治さんが全て引き受ける。しかし、子どもが増えても、一人一人と向き合う時間を作ってきた。長い人生の間には生活の危機もあった。2010年には火事で自宅が全焼。さらに2016年には熊本地震を経験。隣接する信子さんの母や巣立った子どもの家には被害が出たため、実家での3世代の同居生活が始まった。やがて10人いた子どもたちも多くが巣立ち、家に残るのは末っ子2人の息子だけとなり、今では13人の孫のおじいちゃん、おばあちゃんになった英治さんと信子さん。どんな困難があっても笑顔で生きていられるのは「そこで幸せを見つけられるから」と言う。新型コロナで生活が制限された2020年には2人とも入院を経験した。それでも「大変な時こそ、その中で得られる気づきや幸せがある」と笑顔のタネを見つけていく。岸さん夫婦にとっての“家族”や“幸せ”を見つめる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組