テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

KNBふるさとスペシャル ありがとうの旋律

番組ID
214377
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年03月29日(日)16:00~16:55
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
ナレーション:柴田泰佳
スタッフ
撮影:羽柴泉、撮影:中曽翔太、撮影:小塚優、音声:山本久美子、音声:宮本敏郎、録音:林昭一、CG:高畑香那江、音響効果:半澤知宏、MA:中木輝一、制作統括:河原哲志、編集:平島健一、取材:助田紫乃亜、構成:助田紫乃亜
概要
黒部市立高志野中学校では、卒業式にその年の在校生が作詞作曲を手掛けた「卒業生を送る歌」を歌っている。1969年から半世紀続く伝統である。この春、学校は統合され、名称が清明中学校に変わる。高志野の最後の卒業生を送る歌、題名は「君に贈る」。在校生を代表して作曲を担当するのは7人の女子生徒。「3年生に感謝の思いを届けたい」「思い出に残る曲にしたい」と試行錯誤しながら旋律を紡ぎ、1曲を作り上げた。しかし、卒業式まであと2週間という時、思わぬ事態が発生した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、学校の休校が要請されたのだ。その時、生徒たちは…。高志野最後の卒業式。「送る歌」の伝統、そして卒業式とは何なのか。高志野中学校閉校までの3か月間を見つめた。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2020 強度行動障害 ~わが子を手放す日~

滋賀県守山市に住む和田智泰さんは、重度の知的障害と強度行動障害がある。強度行動障害とは、自閉症の人に表れる後天性の障害で、物を叩いたり、自分自身を傷つけたり、激しい行動が表れる。日本に、およそ8000人ほどいると推測されているが、詳細な調査は行われていない。智泰さんは、食事、入浴、排泄、着替えなど、生活のすべてに介助が必要で、父親の進さんと母親の泰代さんが、つきっきりで支えてきた。特に夜は近所の迷惑にならないよう、週末はあてのない夜のドライブを4時間続ける。進さんは智泰さんの介護を優先するため、5年前に会社を辞めた。その後、新聞配達と、融通のききやすい非正規の仕事を掛け持ちしながら、家族を支えている。しかし、夫婦ともに年々歳をとり、息子を支え続けることが限界になってきた。和田さん夫婦は、以前から息子が暮らすための障害者の施設を探してきた。しかし、県内の施設は全て満床で、他府県に足を伸ばして施設を探し続けた。そしてようやくあるグループホームが受け入れてくれることになった。そもそも、障害者の施設は、全国的に不足しており、特に重い知的障害の人を受け入れる施設が足りない。強度行動障害の男性と家族を継続取材し、障害の様子と、支える家族の姿、支援が乏しい現実やグループホームに入るまでの経緯と、親子の今を綴る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
金曜ドラマ MIU404〔1〕 激突

警視庁の機動捜査隊、通称「機捜」の変わり者2人がバディを組み、24時間というタイムリミットの中で犯人逮捕にすべてを懸ける。脚本:野木亜紀子。(2020年6月26日~9月4日放送、全11回)◆第1回「激突」。警視庁の働き方改革の一環で、刑事部・機動捜査隊、通称「機捜」の部隊が3部制から4部制に変更となった。臨時部隊として新設された“第4機捜”の隊員に招集された志摩一未(星野源)だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからない事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むよう命じられる。伊吹がどんな人物なのか、不安になった志摩は情報を集めるが、「とにかく足が速い」というだけで、次々と部署を異動していたり、かつての同僚刑事たちが「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」と言い、調べれば調べるほど不安になる。そして、ついに迎えた第4機捜任務初日、初対面の伊吹は意外にも礼儀正しく、志摩は好印象を抱くが、運転するしている車が後続車に煽られると伊吹の態度が一変する。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
ザ・ノンフィクション おかえり お母さん その後の「ぼけますから、よろしくお願いします。」

ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」は2018年に公開された。認知症の母・文子さんと老老介護する父・良則さんの暮らしを、映像作家の娘・信友直子さんが撮ったこの作品は人々の共感を呼び、異例の大ヒットとなった。今回は映画の「その後」の物語である。◆映画の完成後も広島県呉市で暮らす90代の両親を直子さんは撮り続けた。しかし、2018年10月に文子さんが脳梗塞で倒れる。幸い一命は取り留めたものの、左半身に麻痺が残った。文子さんは「家へ帰りたい」とリハビリを始め、良則さんは毎日面会に行って励ました。そして良則さんは、いつ文子さんが家に帰ってもいいようにと98歳で筋トレを始める。ところが、文子に脳梗塞の再発が見つかり、寝たきりに。それを聞いて良則さんは寝込んでしまった。2020年3月、コロナ禍で仕事がなくなり、直子さんは実家に帰ることに。その時期を見計らったかのように、文子さんの病状は少しずつ悪くなっていく。60年以上連れ添った父と母が、人生の最後の日々をどう生き、別れ、残された父がそこからどう立ち上がったのか。これは娘による母の看取りの記録だが、誰もが自分や自分の親の姿を重ね、感じる物語である。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組