テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料
社会のなかで生きる日本人を描いたヒューマンドキュメンタリーシリーズ。(1964年11月1日~1971年4月3日放送)◆日本初の超高層ビル「霞が関ビル」は、1965年(昭和40)3月に着工し、1967年4月に完工した。その建築現場、地上36階、高さ147メートルで鳶(とび)職として働く小林利正さん(39歳)は、昔ながらの職人気質。彼の技術と気風を気に入って呼び寄せた建設会社社長との交流をまじえて、高層ビルという高度な建築の実現を支える職人の働きぶりを描く。
小中学生のこどもたちを対象にした、視聴者参加ののど自慢コンテスト番組。日清食品提供「日清ちびっこのどじまん」。(1965年7月27日~1969年9月29日放送)◆東京・新宿の厚生年金会館ホールで行われた第2回ちびっこのどじまん日本一大会の熱戦の模様をおくる。一年間、全国5万人の応募者の中から勝ち抜いてきた7人のグランドチャンピンたちが、自慢の歌を披露して日本一を競う。司会は大村崑。
明治100年にあたり、近代日本の足取りを証言者と記録映像によって振り返り、検証するスタジオドキュメント。(全39回)◆未知の世界のベールをはぎとろうという探検、冒険はいつの世にも、誰の心にもあるもの。今回は明治以来の探検、冒険をとりあげる。1911年(明治44)に中央アジアを探検した大谷探検隊員の吉川小一郎さん、1921年(大正10)マレー半島でトラ退治をした尾張の殿様徳川義親さん、1942年(昭和17)ビルマの先住民族カチン族の王様になった妹尾隆彦さんらが、冒険の思い出を語る。
女はなぜ子守歌をうたうのか。それは子供への愛のためか、自分自身のためか。ドラマは、愛する息子を突然失った母の嘆きを九州の山村を舞台に描きながら、今なお根強く残っている日本人の前近代性を詩情の中にみつめる。
明治100年にあたり、近代日本の足取りを証言者と記録映像によって振り返り、検証するスタジオドキュメント。(全39回)◆この回は近代日本を支えた女性史。大阪で最も古い大阪中之島女学校(1886年創立・現府立大手前高校)の卒業生たちが当時の思い出を語り、作家の佐多稲子さんが女性の社会的地位をコメントする。また、戦争の悲惨さを命がけで受けとめなければならなかった沖縄県立女子師範学校のひめゆり部隊の生存者が、その体験を語る。
鉄道にあこがれ、一国鉄職員として奉職した室伏雄一郎(横内正)と妻・有里(日色ともゑ)を中心に、2人をとりまく群像をおりまぜながら、平凡に生きることの幸せを綴る。北海道、東京、大阪、京都、三重が物語の舞台となり、大正4年・主人公10歳から昭和37年・55歳までの半生を、その変動期の中に描く。作:平岩弓枝。NHK連続テレビ小説第7作。(1967年4月3日~1968年3月30日放送)◆公開しているのは第二十八回。
和賀郡和賀町は岩手県の穀倉地帯、人口1万6千人で面積の6割以上が国有林で占められている。ここで進められている村の構造改革事業は、昭和42年秋から第3次計画に入った。しかし一方、出稼ぎは恒常化し、海外移住者は県内で最も多いという多面性もみられる。この町の行事は、集団就職者や出稼ぎ者がお盆に帰ってきて、人が一番集まる8月に集中している。町の人々の生活をとらえ、現代の農村の縮図を描く。
社会のなかで生きる日本人を描いたヒューマンドキュメンタリーシリーズ。(1964年11月1日~1971年4月3日)◆国鉄新宿駅の駅長は、東京駅、上野駅と並んで現場の国鉄マンにとって憧れの役職のひとつ。1年後に定年を控えた新宿駅長を主人公に、乗り換えも含めて1日の乗降客数200万人というマンモス駅の多忙なスケジュールを描く。