テレビドラマの黄金期を築いた脚本家の作品上映とシンポジウム。その作品の魅力を時代背景とともに読み解きます。
第5回となる今回は、岩間芳樹脚本作品の演出者、出演者が参加します。
◆岩間芳樹(いわまよしき)1929~1999
静岡県生まれ、小学5年生で福島市へ。早大在学中にドラマ脚本を書き始める。その後、ドキュメンタリー的な作風で『天皇の世紀』『空白の900分 国鉄総裁怪死事件』『マリコ』『曠野のアリア』など歴史を題材とする重厚なドラマや、事件をテーマとした社会派ドラマを次々と生みだす。1982年にフランス全土で放送された『ビゴーを知っていますか』をはじめ、フランス、中国、旧ソ連、ポーランド、旧西独等との国際共同制作ドラマも多い。合唱曲の作詞や「少年ドラマ」の脚本でも知られ、映画作品に『植村直己物語』『鉄道員(ぽっぽや)』がある。
※2022.3.26終了しました。
【プログラム】
第1部 上映
10:00 『ビゴーを知っていますか』 1982(NHK)日仏共同制作 120分
第2部 上映
12:30 『天からもらった場所で』 1963(NHK) 60分
13:40 『曠野のアリア』 1980(TBS) 130分※155分の内容を短縮して上映
第3部 シンポジウム
16:10~17:30 「岩間芳樹ドラマの魅力を語る」 80分
パネリスト:滝田 栄(『曠野のアリア』『マリコ』『雄気堂々』主演 俳優・仏像彫刻家)
今野 勉(『天皇の世紀』『曠野のアリア』等演出 演出家・文化功労者)
村上佑二(『空白の900分』『ビゴーを知っていますか』等演出 NHK演出家)
遠藤利男(『天からもらった場所で』等演出
元NHK放送総局長・市川森一脚本賞財団理事長)
司 会:渡辺紘史(NHK少年ドラマ『キヨ子は泣くもんか』演出
市川森一脚本賞財団常務理事)
★放送ライブラリーでは、岩間芳樹さんが携わった番組を多数公開しています。
8階視聴ブースで視聴できます。関連番組のリストは こちら