「スタジオ生中継ドラマ」やアメリカからの輸入ドラマが全盛だった時代、ラジオ東京テレビ(現TBSテレビ)が日本で初めて国産テレビ映画の制作に挑戦し『ぽんぽこ物語』を制作しました。この挑戦と開拓がなければ、この夏の大ヒットドラマ『半沢直樹』やブームを巻き起こしたホームコメディ『私の家政夫ナギサさん』、ドラマ通をとりこにした社会派エンターテインメント『MIU404』も存在しなかったかもしれません。
今も昔も、ドラマの制作現場には、知恵をしぼり、時間と戦いながら面白い作品を生み出そうとする熱い情熱があります。63年前のドラマ『ぽんぽこ物語』をご覧いただくと、条件や機材や予算の制約があるなか獅子奮闘した制作者や出演者たちの熱い想いが伝わってきます。そしてその熱さは『半沢直樹』など今のドラマに受け継がれています。
本セミナーでは、放送史を切り開いた『ぽんぽこ物語』の重要性、時代背景、制作者たちの思いや姿、この作品が“ドラマのTBS”の歴史に与えたものなどについて、2回に分けて語ります。
(C)TBSスパークル
※2020.12.19、2021.1.16終了しました。
当日の様子を、こちらからご覧になれます。
◆第1回『ぽんぽこ物語』がテレビ黎明期に残したもの 前編(37:41) 後編(32:14)
◆第2回『ぽんぽこ物語』の面白さ、今に受け継がれたもの 前編(38:14) 後編(42:10)
【日時等詳細】
第1回 『ぽんぽこ物語』がテレビ黎明期に残したもの
日 時:2020年12月19日(土)13時30分 ~15時(13時開場)
会 場:放送ライブラリー イベントホール
司 会:吉田正和(テレビアナリスト)
解 説:市川哲夫(テレビプロデューサー)
ゲスト:小島英人(発掘プロデューサー/TBSヴィンテージクラシックス)
第2回 『ぽんぽこ物語』の面白さ、今に受け継がれたもの
日 時:2021年1月16日(土)13時30分 ~15時(13時開場)
会 場:放送ライブラリー イベントホール
司 会:吉田正和(テレビアナリスト)
解 説:市川哲夫(テレビプロデューサー)
ゲスト:西村寿生(フィルム修復ディレクター/TBSスパークル)
永田周太郎(元美術プロデューサー/TBS)
<お問い合わせ先>
放送ライブラリー
〒231-0021
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番組を視聴する会『ぽんぽこ物語』は こちら