テレビ番組のスタッフや出演者が、自ら制作した番組を振り返る人気公開セミナー「名作の舞台裏」第39回は、司馬遼太郎が10年の歳月をかけ書き上げた代表作を壮大なスケールで映像化し、2009年から2011年の3年間にわたって放送されたスペシャルドラマ『坂の上の雲』(NHK)を取り上げます。※司馬遼太郎の「遼」の<しんにょう>は、正しくは点が2つです。
※2015.2.11 終了しました。セミナーの抄録はこちらに掲載しています。
【番組概要】
原作は、司馬遼太郎が10年の歳月をかけ、明治という時代に立ち向かった同じ四国・松山出身の秋山真之・好古兄弟と正岡子規たちの青春群像を渾身の力で書き上げた壮大な物語。国民的文学ともいえるこの作品をNHKが10年がかりで制作。近代国家の第一歩を記した明治という時代のエネルギーと苦悩を、これまでにないスケールのドラマとして描いた。「放送文化基金賞番組部門 テレビドラマ番組」最優秀賞(2012)受賞作。(2009~2011年・全13回・各90分/NHK)