テレビ番組のスタッフや出演者が、自ら制作した番組を振り返る人気公開セミナー「名作の舞台裏」第38回は、2014年2月にテレビ朝日で放送された、山田太一のオリジナル脚本によるスペシャルドラマ『時は立ちどまらない』を取り上げます。東日本大震災から3年、日本を代表する脚本家・山田太一が、2つの家族の崩壊と再生を静かに描いた感動作です。
※2015.1.24 終了しました。セミナーの抄録をこちらに掲載しています。
【番組概要】
東北の海沿いの街に住む2つの家族、西郷家と浜口家。西郷家のひとり娘と浜口家の長男が結婚することになり、ふたつの家族は初めての顔合わせをする。その5日後、東日本大震災が発生。大震災がなければ、結ばれて親戚になるはずだった2つの家族。祖母・母・長男と3人もの家族と財産も家も失った浜口家と、何ひとつ傷つくことなく、家族も家もすべて無事だった西郷家に改めて複雑な想いが生まれる・・・
「芸術祭賞 テレビ・ドラマ部門」大賞、「放送人グランプリ」グランプリ、「ギャラクシー賞 テレビ部門」優秀賞、「放送文化基金賞 テレビドラマ番組部門」最優秀賞、「日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門」優秀、「東京ドラマアウォード 単発ドラマ部門」グランプリなど数々の賞を受賞した秀作ドラマ。(2014年2月22日放送/テレビ朝日)