放送番組を活用するジャーナリズム教育の試み−研究会メンバーによる公開授業です。
放送番組を活用した授業を体験してみませんか?各講座は、現代社会や日本の歴史、戦争、出来事など、社会的記憶や事象を考える上でキーワードとなるテーマをとりあげています。各分野のご専門の講師陣により、番組視聴を通じたアプローチが展開されます。
放送ライブラリーに保存された放送番組を、大学教育やジャーナリズム教育のためにどのように活用することができるのか。早稲田大学ジャーナリズム教育研究所(花田達朗所長)と放送ライブラリー(運営:放送番組センター)は、3年計画で共同研究を行っています。本年3月に共同研究の中間発表を行い、今回は研究会メンバー全員により、公開授業を開講いたします。この公開授業を踏まえて、さらに各テーマの教材内容を高めていく計画です。
大学生を対象に開催いたしますが、大学教員や研究者にもご参加いただき、ご意見・ご要望を参考にさせていただけることを願っています。
皆様のご参加をお待ちしております。
【授業日程】
◇11月18日(金) 7階小会議室
●14:40-14:50 開講挨拶:花田達朗 「放送番組の森研究会」座長
●14:50-16:20 第1講:大石泰彦 青山学院大学法学部教授
『犯罪の樹』 犯罪に向き合うメディアの姿勢を見直す。
●16:30-18:00 第2講:伊藤 守 早稲田大学教育・総合科学学術院教授
『失業の樹』 テレビ番組を通して失業という深刻な社会問題を考える。
●18:10-19:40 第3講:野中章弘 アジアプレス代表、立教大学大学院特任教授
『アフガン・イラク戦争の樹』 現代の戦争報道を検証する。
◇11月19日(土) 7階大会議室
●10:20-10:30 第2日目ガイダンス
●10:30-12:00 第4講:安藤裕子 早稲田大学非常勤講師
『ヒロシマ・ナガサキの樹』 " グローバルヒバクシャ" の視座の獲得とは。
●13:00-14:30 第5講:烏谷昌幸 武蔵野大学政治経済学部専任講師
『原子力の樹』 福島原発検証番組を通してリテラシーを考える。
●14:40-16:10 第6講:林 怡蕿 仙台大学スポーツ情報メディア学科准教授
『華僑の樹』 中国と台湾の歴史からみる" 華僑" を考察する。
●16:20-17:50 第7講:花田達朗 早稲田大学教育・総合科学学術院教授
『沖縄返還密約の樹』 どのようにジャーナリズムは敗北したか。
◇11月20日(日) 10階研究者室
●10:20-10:30 第3日目ガイダンス
●10:30-12:00 第8講:別府三奈子 日本大学法学部准教授
『ベトナム戦争の樹』 テレビ時代初の" お茶の間でみる戦争" を考える。
●13:00-14:30 第9講:藤田真文 法政大学社会学部教授
『BC 級戦犯の樹』 BC 級戦犯たちの忘れられた事実と歴史を問う。
●14:40-16:10 第10講:小林直毅 法政大学社会学部教授
『水俣の樹』 告発し、人間として問う「水俣」を見る。
●16:10-16:20 終了挨拶:花田達朗 「放送番組の森研究会」座長
詳しい内容は、こちらのチラシをご覧下さい。
※受講対象者:大学生が対象となります。大学の教員、研究者の方はオブザーバー参加ができます。受講は3日間連続、または1日単位となります。受講希望欄に希望日をご記入下さい。
<応募方法>
以下のチラシ裏面の申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXでご送信下さい。
チラシはこちら
このページからもご応募できます。
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