SCRATCH 線を引く人たち | ラジオ番組 |
番組ID | R22388 |
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放送日 | 2017.12.29 |
分数 | 56 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | RKB毎日放送、TBSラジオ |
製作者 | RKB毎日放送、TBSラジオ |
制作社 | RKB毎日放送、TBSラジオ |
出演者 | 神戸金史、ナレーション:坂田周大、ナレーション:長岡杏子 |
スタッフ | 制作:神戸金史、制作:竹島史浩、制作:鳥山穣 |
概要 | RKB毎日放送の神戸記者は、東京に異動し単身赴任を始めた直後に、神奈川県相模原市で発生した障害者殺傷事件に遭遇し、強いショックを受けた。それは記者自身に障害のある子供がいたからだ。「息子よ。そのままで、いい」と綴り、父親として個人的にフェイスブックに投稿した文章は、おぞましい事件に対抗するメッセージとして、社会に広く拡散した。この文章に曲がつけられ、8分の歌となった。この歌を放送しようと模索する中で、TBSラジオとの共同制作番組の企画が生まれた。植松聖被告は、事件を起こした動機を「障害者には生きている意味がないから」と供述した。インターネット上に一定程度存在する、その動機を是認する人々。辺野古基地反対派や在日コリアンに対するヘイトスピーチ。通底するのは、相手との間に一線を引き、線の向こう側の人々の存在や尊厳を否定する行為であることだ。神戸記者は葛藤しながらも、植松被告に会うことを決意する。面会を申し込むと、被告から承諾の返信が来た。そこには、「子供をいつまで生かしておくのですか」と書かれていた。圧倒的な憎悪の前に立ちすくみながら、障害児の父でもある記者は、植松被告と直接対峙することになった。◆TBSラジオ・RKB毎日放送共同制作 報道ドキュメンタリー |