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IBCラジオスペシャル 使命 未来へ贈る津波甚句 ラジオ番組
番組ID

R22110
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放送日

2017.05.14

分数

59

ジャンル

ドキュメンタリー・録音構成

放送局

IBC岩手放送

製作者

IBC岩手放送

制作社

IBC岩手放送

出演者

ナレーション:河辺邦博

スタッフ

ディレクター:鹿野真源、プロデューサー:熊谷允代、プロデューサー:堀米道太郎

概要

三陸は幾度も大津波で多くの命を奪われ、体験者たちはその度に石碑を建て、後世に教訓を訴えてきた。しかし、東日本大震災で悲劇はまたも繰り返された。「釜石あの日あの時甚句つたえ隊」は、唄い手の藤原マチ子さんと口上・合いの手担当の北村弘子さんの2人組。震災の翌年からその教訓や遺族の悲しみを相撲甚句にして、全国各地で唄い伝えてきた。「釜石の奇跡」と呼ばれた小中学生の津波避難の鉄則を唄った「東中 鵜の小編」、二人の最大の理解者である岩崎昭子さんの体験を唄った「宝来館 女将編」など、作った9つの甚句はすべて、2011年3月11日の実話に基づいている。また、生き残った人だけではなく、大切な人を失った悲しみを唄ったものもある。「兄き編」で唄われるのは、藤原さんの兄・八幡新吉さんのこと。藤原さんもまた、震災遺族だった。悲劇の大きさゆえに封印してきた甚句もあったが、震災から6年、2人はこれを披露しようと決意する。あの日それぞれが失ったもののことを思いながら、未来に向けて二人は甚句を伝え続ける。全ては、二度と悲劇を繰り返さないために。

受賞歴

日本民間放送連盟賞(第65回報道番組優秀)


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