日本の片隅で平和を叫ぶ ~山陰空襲を知っていますか?~ | テレビ番組 |
番組ID | 210508 |
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放送日 | 2015.05.30 |
分数 | 48 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 山陰中央テレビジョン放送(TSK) |
製作者 | 山陰中央テレビジョン放送(TSK) |
制作社 | 山陰中央テレビジョン放送(TSK) |
出演者 | ナレーター:斉藤茂一 |
スタッフ | 撮影:加藤俊之、編集:野田貴、CG:吉村崇、CG:内部圭子、MA:奥田幸裕、音響効果:金子寛史、題字:山村章之、ディレクター:藤谷裕介、プロデューサー:勝部正隆 |
概要 | 太平洋戦争末期の列車空襲である「大山口列車空襲」。70年前、終戦間際に日本海側の山陰地方で何が起きていたのか。長い年月が経ち、その記憶をとどめる地元の人たちも多くが亡くなっている。こうした中、その記憶を残そうと、被災した人たちを訪ね歩いた。◆こうした中で分かったのは、戦争の記憶を語り継ごうと中心となって活動を続けてきた一人の男性が脳梗塞で倒れ、これまで語り継がれてきた山陰空襲の記憶の伝承が難しくなってきたという事実。この男性が活動の拠点にしてきたのは「大山口列車空襲被災者の会」。被災者の会は、男性が倒れたことや被災者の高齢化を受けて、初めて戦後生まれの会長が就任した。試行錯誤しながら、語り継ぐ活動を継承している。◆70年前の薄れゆく記憶…。近年米軍の空襲記録やガンカメラ映像の研究などによって、米軍が見た空襲の実態も明らかになってきた。しかし時の経過とともに、記憶の継承が難しくなっていることには変わりがない。戦争体験を次の世代にどのように語り継いでいくのか。「戦争の記憶を風化させない」とする会の活動を通して考える。 |