亀裂 諫早湾干拓に翻弄された漁業者たち | テレビ番組 |
番組ID | 209539 |
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放送日 | 2014.05.30 |
分数 | 52 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 長崎放送(NBC) |
製作者 | 長崎放送(NBC) |
制作社 | 長崎放送(NBC)、プロダクションナップ |
出演者 | ナレーション:林田繁和 |
スタッフ | タイトル:山口正記、MA:真浦誠吾、編集:伊達木博史、ディレクター:白壁史朗、プロデューサー:長征爾 |
概要 | 長崎県諫早市小長井町。諫早湾干拓の潮受け堤防にほど近い町だ。この町では諫早湾で獲れる高級貝「タイラギ」が水揚げされ、町の経済を支えていた。しかし「諫早湾干拓事業」が着工した25年前から次第にタイラギは減少し、この20年間は全く獲れない状況となった。◆こうした中、小長井町の漁師・松永秀則さんは、諫早湾干拓の潮受け堤防で閉め切られた堤防の内側に海水を導入することで諫早湾がかつての海に戻るとして、排水門開門運動に取り組んでいる。一方、漁協の組合長・新宮隆喜さんは、開門すると漁場が荒れるとして開門に反対し、国や県から補助金をもらいながら、組合の運営を行っている。今では対立している2人だが、かつては歩調を合わせ、タイラギ不漁の原因を突き止めようとしていた仲間だった。◆諫早湾干拓は、半世紀以上にわたってその規模や目的を変えながら進んできた。その間、小長井の漁師は翻弄され続け、元々は仲間であった漁師の間に亀裂が生まれ、司法を巻き込みながら、その亀裂は拡大した。番組では小長井の漁師の思いと、国の理不尽さなどを取材した。 |
受賞歴 | 「地方の時代」映像祭(2015優秀賞) |