SBCスペシャル 確証 ~初証言・松本サリン事件20年~ | テレビ番組 |
番組ID | 209305 |
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放送日 | 2014.07.02 |
分数 | 47 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 信越放送(SBC) |
製作者 | 信越放送(SBC) |
制作社 | 信越放送(SBC) |
出演者 | ナレーション:齊藤茂一 |
スタッフ | 取材:湯本和寛、取材:清水秀行、撮影:太田哲郎、撮影:小林豪太、撮影:橋爪忠博、撮影:伊藤康雄、音声:中村豊、編集:地福秀二、EED:宮嵜芳之、MA:乾秀明、プロデューサー:長岡克彦 |
概要 | 1994年6月27日夜、長野県松本市でオウム真理教によるサリン事件が発生した。この夜だけで7人が死亡、市民600人余が被害を受けた。長野県警は、事件の第一通報者の河野義行さんの自宅を家宅捜索し、マスコミも河野さんの疑惑を報じた。◆事件から20年を経て、捜査の指揮官だった長野県警の淺岡俊安元捜査一課長が初めてテレビ取材に応じた。この中で、事件から1か月後には河野さんは「犯人ではない」と断定していたこと、さらに、事件からひと月もたたない時期にオウム真理教への捜査を密かに始めていたことを初めて証言した。この極秘捜査は「コードネームY」と呼ばれ、意外な展開を見せる。◆一方、河野さん親子は、警察内部の動きを知ることもなく、容疑者扱いを受け続けた。河野さんは厳しい事情聴取を受け、高校生の長男は警察官の虚偽の誘導で自白を求められた。強引な捜査手法と警察独特の論理によって追い込まれていったのである。◆サリン中毒で14年間も闘病生活を送っていた河野さんの妻・澄子さんが2008年に亡くなった。3人の子供たちは独立し、松本を離れた。一家はこの20年を振り返り、「あの時と今」をどうとらえているのか。子供たちへの取材から、その思いを伝える。 |
受賞歴 | 日本放送文化大賞(第11回グランプリ候補) |