あそんでぼくらは人間になる ~子どもにとって遊びとは~ | テレビ番組 |
番組ID | 207577 |
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放送日 | 2012.05.26 |
分数 | 47 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | テレビ新広島(TSS) |
製作者 | テレビ新広島(TSS) |
制作社 | テレビ新広島(TSS)、TSSプロダクション |
出演者 | ナレーター:室井滋 |
スタッフ | 構成:上海五郎、撮影:地蔵堂充、編集:地蔵堂充、車両:上杉和夫、MA:広瀬康詞、EED:柳谷基司、題字:中野桃子、タイトル:田曽和義、広報:永岡弘恵、協力:寺田治司、ディレクター:前田典郎、プロデューサー:大藤潔 |
概要 | “遊び”を通して子どもの可能性を引き出そうとしているユニークな幼稚園がある。広島県の宮島をのぞむ高台にある「かえで幼稚園」。その取り組みを通して、子どもたちが“遊び”から何を学び、どう成長するのか、1年にわたって取材した。◆かえで幼稚園は、子どもたちが自分の力を目一杯発揮できる環境に満ちあふれている。例えば遊具。ほとんどが先生たちの手作りで、簡単に遊べそうで遊べない、そんな仕掛けがさりげなくほどこされている。挑戦心をくすぐられた子どもたちは思わずその遊具に夢中になり、何度失敗しても負けずに挑んでいく。◆また幼稚園では、それぞれが好きな遊びに没頭できる時間を大切にしている。隣接した自然あふれる森を駆け回る子、木登りで手に入れた木の実をおやつ代わりにほおばる子、虫捕りに熱中する子、仲間と一日中積み木をしている子…。自分たちで考えて自分たちで遊ぶ、そんな時間からいろいろなことを学んでいく。◆質の高い遊びには、人間として生きていく上で土台となる、大切な要素がたくさん含まれている。そんな遊びに出合うと子どもたちの目は途端に輝き、熱中して取り組んで持っている能力を発揮する。本気で遊ぶときに見せる彼らの顔は人間味にあふれ、安心して遊べる環境作りの大切さが、幼稚園だけでなく大人にも問われていることを教えてくれる。 |
受賞歴 | ギャラクシー賞(第50回奨励賞) |