きれいを探して 認知症の妻と暮らす | ラジオ番組 |
番組ID | R21406 |
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放送日 | 2014.01.19 |
分数 | 44 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 西日本放送(RNC) |
製作者 | 西日本放送(RNC) |
制作社 | 西日本放送(RNC) |
出演者 | 熊谷富由美、朗読:山崎達也 |
スタッフ | 構成:熊谷富由美、ディレクター:熊谷富由美、プロデューサー:難波正人 |
概要 | 急速な高齢化、社会環境の変化で、認知症患者が増加し社会問題になっている。森寛昭さん(70歳)が妻の異変に気付いたのは、転勤で高松に移り住んだ2005年の頃だった。待ち合わせを忘れ、名前を思い出せなくなり、病院で若年性認知症と診断された。症状が徐々に進み、今では日常生活全てにおいて困難になっている妻を、在宅で介護し続けている。語彙も少なくなった妻は、おいしい、気持ちいいなど、よいことは全て「きれい」という。妻の病気を受け入れ、「きれい」を二人で探そうと暮らしている夫婦の姿には、悲愴な様子はうかがえない。その背景を追ってみたいと取材を始めた。親や配偶者が認知症になったとき、どんな状況や問題に直面するのか、また介護に取り組む上で大切なこと、地域とのつながりなどの重要性などを、森さん夫妻を通して考えていく。妻の行動が近隣でトラブルになりはじめたとき、寛昭さんは人々の理解を得ようと、あることを行った。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第62回教養番組部門優秀) |