昨年50回目を迎えた国内最大のCMコンクール「ACC CMフェスティバル」50年の歩みと、第1回「クリエイターズ殿堂」に選ばれた三氏(杉山登志、三木鶏郎、堀井博次)の作品と業績を紹介する展示です。
個性あふれる三氏の作品をたっぷりと鑑賞していただくほか、ゆかりの貴重な品々を展示して業績を紹介します。また、パネルや各種資料で「ACC CMフェスティバル」50年の足跡をたどる一方、これまでの入賞作品を特集した「もう一度観たい 日本のCM50年」を上映します。
CMは時代を如実に映しだす鏡。半世紀に及ぶ、輝かしいCMの歴史をご覧ください。
[展示構成]
◇ACC CMフェスティバル 50年の歩み
国内最大のCMコンクールである「ACC CMフェスティバル」。告知ポスターやトロフィーなどの展示のほか、贈賞式のダイジェスト映像をご覧いただきます。
また、これまでの入賞作品から代表的な78本を上映します。時代を刻んだCM、記憶に残るCMとまた出逢えるかもしれません。
<上映>
「ACC 2010(第50回贈賞式のダイジェスト映像)」(18分)
「ACC CMフェスティバル入賞作にみる 日本のCM50年」(78本 58分)
◇クリエイターズ殿堂
ACC賞50周年を記念して新たに設けられた「クリエイターズ殿堂」。第1回に殿堂入りした三氏の作品上映と業績、ゆかりの品を紹介します。
◆人間の心を描くコマーシャル 杉山登志の世界
若くしてこの世を去ったCM界の鬼才。短い時間の中に、ファッショナブルな映像美、心の機微を描き出したストーリーが輝きます。
◆口ずさみたくなるコマーシャル 三木鶏郎の世界
日本初の「コマーシャルソング」の生みの親。彼の作ったコマソンは、多くの人々に親しまれました。思わず口ずさんでしまう懐かしい曲がいっぱい。
◆言葉のセンスが光るコマーシャル 堀井博次の世界
「ハエハエカカカ」「チャップイチャップイ」・・・思わずクスリと笑ってしまう、インパクトあるCMの数々。関西発の名コピーをお楽しみ下さい。
◇コマソン ジャケットギャラリー
CMソングの歴史を、100枚以上ものレコードジャケットで振り返ります。
※作品の上映は、各コーナーのモニターでエンドレスで行っております。
※公開セミナー「作り手が語る日本のCM50年」は こちら